日曜日のこと

<日曜日>は鎌倉を拠点に
アクセサリーの販売やワークショップをおこなう

オリジナルアクセサリーブランドです。

運営者でありカップルでもある私たちは
このブランドを通して
やりたいことがたくさんあります。



日曜日というブランドを通して

私たちはしあわせになります。

私たちの大事な友人をしあわせにします。
そしてあなたを、
大切なあなたのことをしあわせにします。

私たちは、あなたに1歩踏み出してほしい。
「私になんて似合わない」
「本当に着たいのはこれだけど、
 年齢的にきついからこっちを着る」

ではなく、

「私はこれが好き」
「私にはこれが似合うから着る」と
自由に選んでほしい。

そして会社の同僚や恋人、友だちから
「今日なんだかいいね」
「最近すごく楽しそうだね」と
言われて嬉しくなってほしい。

新しい自分を発見して
もっと自分を好きになったり
誰かに褒められたときに
その言葉を素直に
受け取ってほしい。
自分に自信を持ってほしい。

そのために私たちは
アクセサリーをつくります。

私が人生で初めて
スワロフスキーのイヤリングを
つけたのは25歳の初夏でした。
去年のことです。

そのイヤリングは
私と大河さんが一緒に行った
アクセサリーづくりの体験教室で、
大河さんがつくったものです。

約4時間の教室のあと
近くの公園に入り、
ベンチで一休みしてから
イヤリングが入った
小袋をもらいました。
薄いピンクの、少しラメが入った
かわいらしい小袋です。

リボンをほどいて
手のひらにころんと出して、
照れ臭い気持ちになったのを
今でもよく覚えています。

そのころの私はと言えば
1年中、本当に1年中です、
ユニクロのVネックニットに
ユニクロのアンクルパンツ、
メンズライクなローヒールの
黒いローファー、
化粧はせず
アクセサリーもせず、
髪も申し訳程度に
寝癖を直すだけ。
まっすぐ会社に行って
まっすぐ家に帰り
シャワーを浴びて
ご飯を食べて
大河さんとSkypeをして寝る
そんな風に暮らしていました。

会社に行くだけなのに
おしゃれなんてしたくないし
化粧する時間や
服に悩む時間があったら
少しでも寝たい。

あのころの私は
会社に勤めることがいやになって、
自分の見た目について
考えることにも少し疲れていて、
おしゃれを楽しむだけの気力が
すっかりなくなっていました。

この作製体験教室の日も
いつもとおんなじで、
シンプルと言えば聞こえはいい、
おしゃれに無頓着な服です。

大河さんの手から渡された
薄ピンクの小袋のリボンをほどき、
手のひらにころりと出てきた、
小さくきらきらしたイヤリング。

パーツとしては大きいのに
しっとりと落ち着いた色味で
肌なじみするゴールドと
細かいカットが美しく
品よくくすんだピンク、
全体をぴりっと締める
小さなブラック。

それらのスワロフスキーと
クリームカラーの
大小さまざまなパールが
1本の糸でぴたりとくっついている。

日の光にかざしてみたり、
耳につけて持ち運びの
小さな手鏡で見てみたり、
「どう? 似合う?」と聞いたり
耳から外して横から見てみたり、
うむうむとうなったり、
まるで子どもが新しいおもちゃを
もらったときのように
ずっと手でさわっていました。

その輝き、色の調和、肌とのなじみ、
どこをとっても
夢のようにきれいだったのです。

イヤリングをつけた私を
いろいろな角度から見て、
大河さんは
「とっても似合うよ、かわいいよ。
 こんなに似合ってくれて嬉しい」
とにこにこしていて、
それを見て一層嬉しくなりました。

今までなじみがなかったものでも
実際に手に取ってみると
印象はまったく異なるし、
「私はおしゃれじゃないから
 きれいなアクセサリーを
 持ってはいけない」
なんてことはないんだ、と
気づけました。

実はこの作製教室に参加する前に
「私は全然おしゃれじゃないのに
 参加していいのだろうか」
「スワロフスキーみたいな
 きらきらなもの、つくっても
 本当に使うんだろうか」
と何日か悩んでいます。

でも大河さんからの
「せっかく興味を持ったんだから
 一緒に行こうよ。きっと似合うよ」
という後押しがあって
参加することに決めました。

「自分には似合わないから」
という言葉から
1歩踏み出したことで
好きな人からこんなに素敵な
イヤリングをもらい、
イヤリングづくりを
体験したことが巡り巡って
今こうして仕事になっている。

思い返せば不思議なご縁ですが
間違いなくあの日
「イヤリングをつくってみよう」と
思ったことが今の私を、
ひいてはこの日曜日という
ブランドをつくっています。

私は今、しあわせです。

好きなことを仕事にしているから。

好きな人と一緒にいるから。

「好きなことをしていいよ」

「自分のことを否定しなくていい」

「なんでもやってみたらいいじゃん」
と自分で自分に言えているから。

何より、私が私のことを
心から愛しているから。

生きていくって
とっても自由で
愛おしいことです。

私がほんの1歩踏み出した足が
私を想像もしなかった場所へ
連れてきてくれました。

たったひとつのきっかけで
私の人生が大きく変わったように、
あなたの人生も何かをきっかけに
きっと思わぬ方向へ動きます。

日曜日のアクセサリーが
そのきっかけになってくれたら、
こんなに嬉しいことはありません。

「日曜日のアクセサリーをつけてみる」
というその1歩で、
あなたがもっともっと
自分のことを好きになり、
素敵な場所へ行けるよう、

私たちは願っています。

2018年10月24日
日曜日代表 山浦紗季