【大河】言語化のすゝめ 実践編
「紗季さん、
このお塩の置き場って
なんかこだわりある?」
これは僕が塩の置き場を
変更したいときに
紗季さんにかける第一声です。
僕と紗季さんはきちんと気持ちを
言語化してお互いに伝えます。
思ったことやこうしてほしい、
これはやめてほしいということは
ちゃんと相手に伝えます。
そう話すとたまに
「けんかとどう違うの?」
と、質問されることがあります。
さっき紗季さんに
塩の場所について聞いたのを
こう伝えることもできるでしょう。
「ねえ、塩ここに置かないで。邪魔だからさ」
この言い方なら
確かにけんかになっても
おかしくありません。
僕は自分が正しいと思っていることを
すっきりと言えて
気分がいいかもしれませんが、
紗季さんはいい気分がする言い方では
ないかなと思います。
だから、僕はまず紗季さんに
そうした理由を聞いてみます。
もしかしたら紗季さんに考えがあって
そうしているのかも知れない。
だから紗季さんの考えを聞きたいのです。
僕が洗い物をするときにちょっと邪魔なお塩。
僕から見たら、ただしまい忘れただけのお塩。
だけれども、
まだ何か作ってくれるつもりで
そこに置いてあるのかもしれません。
もしかしたら僕の見ていないところで、
お料理をするときには便利だから
そこにずっと置いておきたいのかもしれません。
それは僕にはわからないので、
最初にどうしてそこに置いたのかを聞きます。
しまい忘れただけならまたしまっておけますし、
ずっとそこに置いておきたいなら
洗い物のときに不自由があることを伝えて、
ふたりで改善策を考えます。
紗季さんがそこに置いておきたい理由を
最初に聞いているので、
ただ邪魔だからどけてくれという
伝え方にはもちろんなりません。
そうすると紗季さんも心を開いて
僕の話を聞いてくれるようになります。
これでお互いが心を開いて自分の思いを
言語化できる状態が整います。
最初にその意図を尋ねて、
認識を合わせるところから
僕たちのお話は始まります。
別に相手を従わせる必要もないですし、
自分ばかりが相手に従う必要もありません。
お互いがそれぞれ相手に心を開いて、
それぞれの思っていることを
きちんと受け止める。
その上で、
自分はどうしていきたいかを
しっかり伝え合う。
これが僕たちのスタイルです。
紗季さんの「言語化のすゝめ」を読んで、
僕なりに僕の考えていることを
まとめてみました。
けんかをしないためには、
伝え方に気をつけること、
心を開いて相手の意見を受け入れること、
それと月並ですが、
ほんのちょっとの想像力。
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これらがあれば、
けんかとは無縁のパートナーシップが
育めるのかなと思います。
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けんかばかりでもううんざり、
というときにはこの投稿を
ちょっと思い出してもらえたら嬉しいです。
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大河
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