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6月の土曜、
猛烈な嵐の日。
雨も風も、もうこのまま
やまないのではないかと
不安な日に引っ越しをしてから
3週間が経ちました。
大河さんとひとつ屋根の下に
暮らしている状況が
「同棲」に位置することに
しばらく気づかなくて、
「これってどんな状態なんだろう」と
最初の数日思っていました。
 
知らない街の駅で
知らないカーテンがついた部屋で
知らない家具に囲まれて
長く知っている人と暮らす。
これは「新婚生活」というほど
ロマンティックではなく、
気まずくなったら解消してしまえる
「同棲」という関係にも少し遠い。
まじめにふたりで暮らしている、
よくそう思います。
「共棲」と言うと
少し近いもしれません。
 
一緒に暮らし始める前に
ひとつだけ約束をしました。
それは「無理をしないこと」。
 
この共棲の期間で、
結婚に向けて
自分たちのことを
今までと違った角度から
探っていこうとしています。
 
私たちは、
私たちの穏やかな関係が
何もしないままで
今の適切な温度を保てるとは
思っていません。
関係というものは
花束と同じように
まめに手入れをしなくては
すぐ枯れていくと思っています。
 
並々ならぬ情熱で同棲し
家事分担や家でのすごし方、
細かい価値観の相違が
きっかけになって
破局したカップルを見てきました。
 
自分たちが同じ轍を
踏まない保証はありません。
「無理をしないこと」で
その轍から少し外れた道を
歩くことができます。
 
私は学生のころに
実家を出ていたことがあります。
もう何年も昔の話で、
会社員になって実家に戻ってからは
母に甘えて一切の家事をしていません。
大河さんは今回の引っ越しで
初めて家を出ます。
お互いどんな方法で
日々を営んでいくことが得意で
何が苦手なのかわかりません。
 
ただ、いやなことを毎日続けると
からだが壊れるということだけは
身をもってよく知っています。
 
毎日の料理が苦じゃないかもしれない。
洗濯物をたたむのは苦手かもしれない。
トイレ掃除は意外と好きかもしれない。
排水溝の掃除は絶対嫌かもしれない。
ひとりの時間は週1でほしいかもしれない。
 
家事は毎日するものです。
苦手な家事をひとりでやって
「私は毎日いやな思いをしてるのに
 大河さんは全然手伝ってくれない」
なんて思ったら最後、
ふたりの意識が変わらない限り
別れは目に見えています。
 
別れるために大河さんと
一緒にいるのではありません。
より楽しい人生をすごすために、
同じ未来にいるために、
一緒にいることを選びました。
 
そのために私たちは
無理をしません。
 
お米は毎日は炊かないけれど
掃除は意外と毎日する。
私が教室で家を空ける日は
晩ご飯は大河さんに任せる。
潔癖症気味の大河さんが
さわれないものは私がさわる。
嬉しいことがあった日は
ふたりで踊って喜ぶ。
毎日をがんばりすぎて
息切れしないよう、
身の丈に合った日々を
ふたりでつくっています。
 
ひとりでは心細いような
ひどくうるさい嵐の日に
私たちの共棲生活は
静かに始まりました。
 
結婚するまで少しの期間、
静かでゆるやかな日々を
しっかり味わいたいと思います。
 
紗季
 
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